たかげべら

Written by Takahito KIKUCHI

人生初のプロバスケ観戦! B.LEAGUE「仙台89ERS 対 茨城ロボッツ」を観てきました

2023/03/15 に行われた B.LEAGUE「仙台89ERS 対 茨城ロボッツ」戦を観てきたので、今回はその話をします。

スポーツ観戦は住まいのある仙台のプロチームを中心に時折行うのですが、仙台89ERS (以下「89ERS」) が属するプロバスケットリーグ「B.LEAGUE」の観戦はしたことがありませんでした。アーケード街などに掲載されている応援広告を見かけて「せめて1回は観戦してみよう」という気持ちがふと沸いた後、仕事のスケジュールを調整して、この日の試合を観戦するに至っています。

何でこの対戦カードの試合を見に行ったの?

今回、この対戦カードの試合を観に行った背景ですが、それは「89ERSのホーム戦」かつ「相手側のチームにも多少なり感情移入できる」の両方を満たす組み合わせだったから。

89ERS は仙台のチームのため多くを語る必要はないと思いますが、対戦相手の茨城ロボッツは、チームスポンサーに私が大変お世話になったグロービス経営大学院が入っており、私にとって B.LEAGUE で心理的距離が近い唯一のチーム。とはいえ、どちらか他方に肩入れするほどの本気度はないため、純粋に選手のパフォーマンスや試合演出を見たいというフラットな気持ちで観戦してきました。

人生初のプロバスケ観戦、どうだった?

人生初のプロバスケ観戦、率直な感想を申し上げると「予想してたより分かり易くて楽しいじゃん!!」とポジティブなもの。地元チームである 89ERS は惜しくも負けてしまいましたが、当初の目的である「選手のパフォーマンスや試合演出を楽しめること」は達成できたので良しとします。

最初に印象的だったのは、NPB や Jリーグと比べると「光や音を使った演出が派手」であること。フロア DJ が常時いるのでブレイクタイムや休憩時などはずっと DJ プレイが楽しめるほか、ホームチームの選手入場時は照明の色が変わって特別なムードを演出。また、グッズで販売されている黄色のペンライトやスマートフォンの背面 LED を使って「会場を 89ERS のチームカラー『黄色』に埋め尽くそう!!」という指示があったりと、一体感づくりにも光の要素が使われていたため、他のスポーツ観戦にはないものを感じました。

次に印象的だったのは、やはり選手のパフォーマンス。ボールのハンドリングごとにキッチリ攻守が切り替わるので、見ている側は「今はどんな攻めをするか楽しみだ」「この局面はどう乗り切るのだろう」と頭を切り替えられ、試合の局面だけでなく選手のパフォーマンスにも意識を向けることがしやすかったように感じました。これは取得した座席が、グレードに対して程よくアリーナに近い座席だったのがプラスに働いた可能性はあります。

あとはチアが魅せるキレッキレのダンス。試合のクォーター間やブレイクタイム時にすぐさま飛び出てきて会場を盛り上げてくれるのですが、NPBやJリーグと比べるとチアの登場頻度が圧倒的に高く、とても印象的。チアを担当されているどなたもがモデル体型でお美しいため、女の子の憧れになる理由が分かる気がします。

今回は利用しませんでしたが、会場内には飲食を提供する売店がいくつかあり、NPBやJリーグのそれと同様、選手コラボのメニューがあったりするので、また行く機会があれば食事も楽しみたいですね。

まとめ

この試合は試合内容や試合運びこそ物足りなさがあったものの*1、プロバスケットリーグ「B.LEAGUE」の試合がどのようなものかを堪能する分には総じて良い経験が出来たと思っています。チケットが NPB や J リーグと比べると比較的安価に買える傾向があるため、今度はもっとグレードの高い座席を狙ってみてもいいかな...と思える体験でした。基本的に自宅から近いゼビオアリーナ仙台へ観戦しに行くことになるため、ホームチームである 89ERS にはより良いパフォーマンスを目指して頑張って貰いたいところ。頑張れ 89ERS !!

*1:この日の試合はちょっと審判が微妙だったみたいですね。試合もネットも大荒れでした。