たかげべら

Written by Takahito KIKUCHI

JBUG宮城#0にて「人力SecureNavi誕生までの軌跡〜極小メンバーの会社でISMSを爆速取得したマネジメント〜」という内容で登壇してきました

2023.03.14開催「JBUG (Japan Backlog User Group) 宮城 #0 ゆるふわからガチまでPMに聞く! LT大会&ボドゲ体験会もあるよ」にて、ライトニングトークをしたお話です。

ライトニングトーク資料

今回は会社で情報セキュリティマネジメントシステム (ISMS) の国際規格である ISO/IEC 27001 を取得した経緯とその取り組みについて、以下の通りお話しさせていただきました。

www.docswell.com

お話をいただいた際、上記以外にもいくつか話題の候補があったのですが、資料内でも触れている外部コンサルタントさんによる取得事例の取材が同時期にあり、公開OKかつLTにも十分転用可能な範囲で内容がまとまっていたことから、この話題となりました。

今回の内容は Backlog には全く触れていないため、ご担当くださったヌーラボ谷山さんに「これで大丈夫ですかね...?」と確認したところ、ご快諾くださったので安心してLTすることができました。ありがとうございます。

他の方のLTを拝見すると、今回惜しくも外れてしまった他の話題も受け入れられそうな気がするので、またの開催があったらお話ししたいと考えてます。

ボドゲはいいぞ

ここからはLTの話ではなく、印象に残ったものの話になりますが、やはり会のタイトルでも触れられているボードゲーム「プロジェクトテーマパーク」ではないでしょうか。

当日の発表でも小ネタとして、どこぞの国立大学で教育向けボードゲームのファシリテーター(ゲームマスター)をした話をしたのですが、無から有を生み出すチームビルディングでボードゲームを活用するのは、以下の観点から極めて有効だと改めて感じました。

  • 「ゲームの完遂」という、共通の目標ないし仮想敵が生まれる
  • 場を共有するゲームでは、概ねプレイヤーごとにロールが割り振られるので、フラットな立場のもと試行錯誤が生まれる
  • 関係値ゼロでも共通の話題とコミュニケーションをとる必然性が生まれるので、対話をするハードルがめちゃくちゃ低くなる

ある程度、ゲームに習熟したらゲームマスター側に回って、目標達成に加えて参加者の満足度も考慮した立ち回りを考えられるのも学びが多くて良いですね。だからボドゲはいいぞ。

全体の中締めをした後、今回ゲームマスターをしてくださった参加者の宮地さんとゲームについて雑談をしていたのですが、プロジェクトマネジメントという営みをデフォルメしつつも、不快にならない範囲でバランスが保たれているのが絶妙。久しぶりにいいものを見させていただきました。登壇の機会をくださったことも含めてJBUGさんには感謝です。