たかげべら

Written by Takahito KIKUCHI

JAWS-UG愛媛 第59回勉強会に参加してきました

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2023/07/21 に愛媛県松山市で開催された「JAWS-UG 愛媛 第59回勉強会」に参加してきました。

jawsug-ehime.doorkeeper.jp

JAWS-UG 勉強会への参加は、5月に参加したうどん県 (香川県) 以来。再び四国地方へ降り立った理由も含めて、勉強会の感想など話していきたいと思います。

takagerbera.com

勉強会に参加した背景と愛媛県へ行った理由

今回の勉強会に参加した背景は「愛媛もとい四国地方で泊まりの仕事があったから」に他なりません。勤務先の X (旧 Twitter) で行われた投稿の通り、愛媛県でも5月の香川開催と同様の AI セミナーを開催し、微力ながら私も参加者の学びのためにお力添えさせていただきました。

セミナー内容については本記事でも割愛しますが、香川県での開催に引き続いて多くの方に来場していただき、中の人の一人として感謝申し上げます。地方での AI 活用、特に非エンジニアリング領域ではまだまだ進んでいないのが現状のため、興味関心の高さが窺えた印象です。

勉強会で語られた「エンジニアが持つべきモダンなマインド/テクノロジー」とは

今回参加した勉強会は「エンジニアが持つべきモダンなマインド/テクノロジー」というテーマで進行。申し込みページには「AWS の AI 系サービスの活用について」と書いていますが、実際の勉強会は、会の最初を飾った当社こと株式会社ヘプタゴン代表の立花氏によるプレゼンテーションを皮切りに、このテーマで参加者間の議論を深めたような会へとなりました。

speakerdeck.com

本会における「モダン」とは、JAWS-UG のような第三者コミュニティを初めとする「生活と仕事以外の世界」を認知して行動を起こす、今日におけるプロフェッショナルやエキスパートと呼ばれる方々の行動様式だと認識しています。

外の世界に出ることでインプットが自然と増えるだけでなく、自分自身の相対的な位置が分かり、それが次の成長への指標となる。これはよく「外のモノサシ」という言葉で語られている印象ですが、ロールモデルがなく、会社を初めとする組織から個人に「成長への舵取り」が委ねられつつある現代において重要な事柄ではないでしょうか。

会の途中では、そういった「外のモノサシ」が分かっているからこそ感じられる地方就職や UIJ ターン転職の現状、仕事で触れることのできるテクノロジーと最先端技術のギャップなど、エンジニア目線での地方格差に切り込んでいく場面もありました。単なる技術のハウツー話や活用事例に留まらない、その地域在住のエンジニアを中心とする生々しい話が展開されるのもコミュニティの場ならではですね。

私個人の話をすると、ファーストキャリアや専門面でのポジション確立、現職への転職などにコミュニティの影響が現れており、こういった IT コミュニティのおかげで今があると言っても過言ではないため、立花氏の発表内容を含めて、この勉強会で語られた内容は共感できる部分が多かったです。

参加しての感想

5月のうどん県に引き続き仕事絡みでの参加でしたが、熱量の高い方々が集まり、懇親会の盛り上がりも含めて「これぞ地方コミュニティ!!」と感じられる勉強会だったと思います。愛媛県を初めとする四国地方の JAWS-UG は「四国クラウドお遍路」というイベントを毎年行っているのですが、この熱量であればそれも納得です。

企画・運営をされた JAWS-UG 愛媛の皆さん、ありがとうございました!

おまけ : 愛媛で食べたもの

最後に愛媛県で食べたものをご紹介します。今回はアテンドしてくださった方のご意向により、ご当地グルメというよりは地元の名店中心です。

まずは松山市駅前にある「でゅえっと」のミートソースパスタ。一見すると大盛りに見えますが、なんとこれで普通盛り。古き良き喫茶店を感じる甘口ミートソースに、ソースがよく絡む太麺の組み合わせが美味。一度食べたら名店と呼ばれる所以も納得の味でした*1

続いて銀天街アーケードの路地裏にある「アサヒ」の鍋焼きうどん。このアルミしか使っていない器が何ともレトロな雰囲気を漂わせていていい感じです。肝心の味付けは、東北では見られないガッツリと甘めな味付け。しかし甘すぎるということはなく、するすると食が進む不思議。こちらも名店と呼ばれる理由がよく分かる美味しさでした。

*1:噂によると、これよりも更に量が多い大盛りがあるらしい...