たかげべら

Written by Takahito KIKUCHI

そのボリュームに偽りなし。福島の「三春滝桜」を見てきた話

(この記事は、はてなブログのお題機能 <今週のお題「お花見」> に沿って作成しています)

今日は新年度始まりの日、そしてエイプリルフールの日ですが、それとは関係なくお日柄がよかったので、福島の「三春滝桜」を見てきました。

miharukoma.com

チケット購入〜入場

自家用車で最寄りの最寄りの駐車場まで移動した後は、指示に従って観覧チケットを購入し、敷地内へ入場。3月中旬から徐々に春めいた陽気になり、ここ数日で更に暖かくなったせいで桜の開花が一気に進み、滝桜も向かう前日の段階で三分咲き〜五分咲きの報が。そのせいか、私が到着した11時頃には既に多くの人が列を成しており、それはここ数年のコロナ禍で久しく見ていなかった、花見シーズンの到来を感じさせる光景でした。

チケットを購入したあとは、非接触式入場ゲートを突破した後、道路との立体交差を潜って滝桜へ。非接触式入場ゲートは割と新しめのオフィスビルぐらいでしかお目にかかれないので「地方の観光地にこれが!?」とちょっとした衝撃を受けました*1

滝桜とのご対面

露店が軒を連ねる道路をいくつか進んだのち、目的の滝桜とついにご対面。

デカァァァァァいッ説明不要!!

カメラの標準画角 (50mm) で撮影してもこの大きさ。日本三大巨桜の異名は伊達じゃなさそうです。そしてさらに近づくと...

う、美しい...

垂れている花と淡い桜色が、巨木故の圧迫感を和らげていて絶妙。大きめの枝垂れ桜は六義園で見た以来ですが、滝桜はそれと比べて縦に長く、周囲を包み込んでいる印象があります。そして、六義園と違うのは上に伸びた枝の下に潜り込めるところ。見上げた景色もまた良い。

更に、周辺の菜の花も見頃を迎えており、鮮やかな黄色と桜色のコントラストもこれまた綺麗。この日は雲一つない晴天だったため、空の青も澄み渡ってます。

滝桜の周辺は整備こそされていますが公園ではないため、遊歩道くらいしかないものの、桜を中心とした花々だけで十分に楽しめる良い場所でした。桜の木も生き物なので、木そのものが元気なタイミングで行くことが出来てよかったです。

桜だけでなくご当地グルメも

桜を見ながら周囲を散策して小腹が空いたので、ご当地グルメと思わしき「三春グルメンチ」を露店から購入。三春町の主力であるピーマンを使ったメンチカツで1個350円。

特徴であるピーマンは、挽肉の肉汁でくったくたになっているものの風味は健在。コショウが効いているのと合わせて味に良いアクセントを出しています。美味しかったです。

*1:観覧券が必要になるのは開花シーズンのみと書いてあったので、おそらくリースなのでしょうね