たかげべら

Written by Takahito KIKUCHI

JAWS DAYS 2024で登壇してきた話

アイキャッチ

2024年3月2日に東京・サンシャインシティ池袋で開催された「JAWS DAYS 2024 -LEAP BEYOND-」にて登壇および発表してきましたので、その感想を紹介します。

jawsdays2024.jaws-ug.jp

登壇にかける想いや、私と JAWS-UG (AWS Users Group - Japan) の歴史を紹介した記事を本記事とは別に投稿していますので、こちらも是非ご覧ください。

takagerbera.com

発表内容および発表資料

今回「ヘプタゴン、2023年 AI ハンズオン開催の軌跡 〜やっぱり地方コミュニティっていいものですね〜」と題して、勤務先である株式会社ヘプタゴンが2023年度、年間通して行った AI ハンズオン開催の歴史とその狙い、開催を支える全国の AWS ユーザーコミュニティの輪、そして私自身の変化を紹介いたしました。

当日使用した資料は以下の docswell より見られますので、是非ご覧ください。

www.docswell.com

登壇の感想を申し上げますと「やりきった!!」という気持ちと「まだやれたはず...」という気持ちが半々くらいの複雑な気持ち。

当日は会場の雰囲気に飲まれて持ち時間を5分余らせてしまい、他のイベント準備などで資料作成や登壇に向けたシミュレーションが甘かったのが如実に出てしまいました。登壇経験はそれなりにある方だと思っていたのですが、自身としては不甲斐ない内容でちょっと不満が。このあと動画が公開されるってマジ!?

それでも話したいことは漏れなく話せましたので後悔はありません。加えて初見の方から「登壇聞いてました! 素晴らしい取り組みですね!」と好意的な感想を頂いたり、懇親会での「実行委員が独断と偏見で選んだ "アツい" CfX (Call for X)」に選ばれたりするなど、コミュニティの良さを伝えた登壇でコミュニティの良さを感じるポジティブな循環があったので、私の発表内容は多くの方に伝わったと信じています。

以下、発表時にポストされた X 上の投稿ダイジェストです。

そのほかの出来事

そんな JAWS DAYS 2024ですが、私は前日に行われた前夜祭から参加。私と同じ登壇者の皆さんや企業スポンサーの方たち、実行委員会の方たちとの交流で熱量でモチベーションが高まります。お話ししたとある実行委員の「JAWS-UG に参加する時点で熱量が高いのに、前夜祭に来るような方の熱量はもっと高いに決まってるじゃないですか!」という一言は、コミュニティ活動にかける生き様のようなものを見て、大変印象に残っています。

当日は朝9時頃に池袋入り。サンシャイン通りのフラッグを一面 JAWS DAYS の光景が私をお出迎え。

受付を過ぎた後はネームカードとスタッフTシャツを受け取り、会場の脇でお着替え。スタッフTシャツの色は何種類かあるのですが、登壇者に配布されたものは普段使いしやすいネイビーで感謝。

登壇まで時間に余裕があったので、本国 AWS のチーフ・エバンジェリスト Jeff Barr 氏が出られるキーノートを聞こう...と思ったら、2月中旬に突如 AWS ジャパン退任が発表された長崎 忠雄氏が登場。まさかのサプライズから会場の注目を一身に集めるその姿は、コミュニティを含めた日本の AWS エコシステムを作った立役者その人であることを感じさせます。

登壇が終わった後は会場に集っているグループ社員全員とランチで親睦。外との繋がりを強化する場ではありますが、社内の繋がりを強くすることも欠かせません。

ランチの後はセッションB-6「地方在住フルリモートワークエンジニアのリアル 〜ジモトで"活きる"エンジニアライフ〜」や、当社立花が登壇したセッションB-9「地方Tech創生全国ツアー 〜池袋Summit 〜」、そしてセッションC-11「子育てエンジニアパネルディスカッション ~コーディングとおむつ替えの狭間で~」といった地方およびヒト系セッションを中心に聴講。エンジニアとしての生活と子育てや地域、ひいては自身の人生設計をどう両立させているのかのリアルを楽しく聞かせていただきました。

以下、聴講の模様を自身の X 投稿から抜粋して紹介します。

また、セッションの合間には AWS 公式で提供するデッキ構築型カードゲーム「AWS BuilderCards」の体験会が行われていたので、こちらにも参加。

実行委員の note 記事を拝見して「社内でのワークショップ実施に是非欲しい!」と思って参加したのですが、ボードゲームはやっぱり楽しいですね。参加特典のゲーム一式も無事手に入れられたので、近々実施予定の社内合宿で早速使いたいと思います。

イベント終了後の懇親会ではイベントに際してお世話になった方や、登壇のネタにもなったAIハンズオン等でお世話になった全国の AWS ユーザーの方たちへ挨拶参り。こうやって自分から動いて人の輪を広げるバイタリティがあると、コミュニティは百倍面白いと改めて実感します。そして、こういった場面での自己紹介には NFC 搭載デジタル名刺「プレーリーカード」があると大変便利。

そして、懇親会のお楽しみ企画として行われたじゃんけん大会でまさかの勝ち上がり。景品の特製パーカーをいただきました。AIハンズオン等で着用できる「講師っぽさがでる服装」が無かったので、こちらも有効活用したいと思います。ありがとうございました*1

おわりに

発表自体は複雑な気持ちで終わりましたが、イベント全体で見るとオフラインの熱気とコミュニティの良さが十二分に感じられる素晴らしい内容でした。

エンジニア職を卒業して数年が経過する自身が、エンジニアが主役の大型イベント、しかもAWSユーザーコミュニティ最大のお祭りで登壇できるとは思っていませんでしたし、何よりその場で仲間として認めてもらえるのは本当に感謝でしかありません。会場内でお話しした方の中には「ブログ見ました!」という方もいて、エンジニアではなくともITやテクノロジーに対して、自分なりに向き合ってきた成果が一つの形として出たと思っています。

企画から会場設営、そして当日の運営など時間と労力を惜しまず行ってくれた実行委員の皆様にこの場で感謝を申し上げます。そして、今後も何らかの形で国内外の AWS エコシステムにポジティブな関わり方をしていきたいので、今後もよろしくお願いします。

*1:このパーカー、素体がユニクロの「エアリズムUVカットフルジップパーカー」なので3シーズン着用でき、本当にありがたいです